追悼

出会いは中学生の時、母の書棚にあった「聖少女」だった。私はもう全ての本を読むことを許されていたが、それでもこの本を手に取るのは少し勇気が要った。背表紙のその文字は本来清らかな意味のはずなのに、妖しげで淫靡な感じが当時の私にも伝わったからだった。その作者・倉橋由美子さんが先日お亡くなりになった。69歳だった。

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プロの仕事

実をいうと今夜と明晩は娘がいない。学校の行事で出かけたのだ。おかげでこのところ準備で大騒ぎだった。が、とにかく送り出してしまえばほっと一息。今日関東地方が肌寒いのが気にかかって「もっと暖かい洋服をもたせてやればよかった」と思ったけれど、とりあえず子供の帰宅する時間を気にしなくてよいというので「いつもなら出来ないこと」をしてみることにした。うーん、と腕組みして考えて、思いついたのは「お芝居をみること」。で、大竹しのぶ主演の「メディア」を見に出かけた。

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